例えば商品カタログや文集、同人誌など個人や社内で作ったものを、印刷して冊子にしたいということがあります。コピー機を使ってホッチキスなどで留めれば自分で作成することも可能ですが、きちんと業者に依頼して製本したいと思われる方も多いでしょう。しかし、印刷はどのように依頼すればいいのでしょう?初めて冊子を作成する方に知っておいていただきたいことをいくつかご紹介します。まずは、作りたい冊子のサイズやページ数、表紙の加工を希望するか、無線綴じ冊子など製本の手法を選び、印刷部数や納品日、など作成について大まかな計画を立てます。ページ数の増減や内容の修正は印刷依頼後には出来ませんので、誤字脱字のチェックや、規格サイズからはみ出していないかなどくまなくチェックしておきましょう。

冊子の綴じ方の種類と特徴とは?

印刷を依頼するには、製本の手法について指定する必要があります。原稿の作り方やレイアウトにも関わりますし、仕上がりのイメージを掴むために、代表的なタイプを知っておきましょう。まず、「綴じ方法」についてですが、これは大きく分けて「中綴じ冊子」と「無線綴じ冊子」があります。中綴じは全ての用紙を纏めて二つ折りにし真ん中でホッチキス留めがされている冊子です。それに対し、無線綴じ冊子は本文となるページを表紙で挟み、背表紙の接着剤で纏めて綴じます。他にも、平綴じや新聞のように挟み込むスクラム綴じといったタイプもありますが、主に利用されるのは中綴じや無線綴じです。このように幾つもある種類の中から、選ぶ基準の一つとしてページ数が少ない場合は中綴じ、多い場合は無線綴じが向いているとされています。

無線綴じ冊子をおすすめする理由

しかし、数ある綴じ方からどの手法を選べばいいのでしょうか?例えば全て含めて10ページ前後といった薄い冊子ですと中綴じ冊子を選ぶことになりますが、それ以上ですと選択肢が増えてきます。そこでおすすめしたいのは無線綴じ冊子です。中綴じ冊子ではページの変更が1枚ずつ、つまり4ページ単位になりますが、無線綴じ冊子では裏表2ページでレイアウトが比較的難しくありません。また、業者によって変わりますが対応するページ数の上限が大きく、背表紙が出来るのでデザイン的にも高級感が出ます。表紙のデザインは背表紙込みで考えましょう。そこで印刷を依頼する際には、納品するデータの形式も大事です。業者によってソフトが指定されている場合がありますので、ご自身の作成するデータに対応可能かどうかが事前に必ず確認しましょう。このような点に注意しながら納得のいく冊子を作ってください。