同人誌など冊子の印刷を検討する際、無線綴じ冊子や中綴じ冊子などさまざまな製本方法がありますが、どのような製本方法が向いているのかわからないということもあるのではないでしょうか。製本方法にはそれぞれ特徴があり、どのような冊子を作ろうとしているのかで向いている方法があります。では、その特徴とはどのようなものでしょう。用紙を半分に折って、折り目部分をホチキスの芯と似た形の針金で綴じる製本方法が中綴じ冊子です。それに対し無線綴じ冊子は、本文となる用紙を重ねていき背となる部分と表紙を糊で固めて綴じる製本方法です。無線綴じ冊子は、中綴じ冊子のように針金や糸などを使わずに綴じることができるため、表紙だけ別の用紙で印刷したり、PP張りなどの加工をした用紙を表紙にすることもできます。

無線綴じ冊子はどんな冊子の印刷におすすめ?

針金や糸を使わずに製本できる無線綴じ冊子ですが、どのような冊子を印刷するときに向いているのでしょう。一般的に針金や糸で綴じる中綴じ冊子は、綴じられる用紙の枚数に限度があるため、ページ数がそれほど多くない厚みの無い冊子に向いています。それに対し無線綴じ冊子は、糸や針金などを使わず糊を使って背の部分を固めるため、ページ数の多い厚みのある冊子でも製本することができます。印刷会社によっては最大384ページまで製本することができるので、カタログなど厚みのある冊子を作るときにおすすめの製本方法です。また糊で背の部分を綴じるため平らになっているので背表紙に文字などを入れることができ、本を並べるときにも安定感があるのできれいに並べることもでき、高級感のある仕上がりが期待できます。

無線綴じ冊子で印刷する場合の費用とは?

無線綴じ冊子で製本する場合、どのくらい費用がかかるのでしょう。中綴じ冊子の場合、針金や糸で綴じるため比較的手軽に作ることができコストを抑えて印刷することができます。それに対して無線綴じ冊子の場合、専用の接着剤を使って冊子を綴じ中綴じ冊子よりも強度も強く製本することができるため、コストも中綴じ冊子での製本より高くなります。また、無線綴じ冊子で冊子を印刷する場合、どのような印刷方法を選択するのか、どのタイプの用紙を選ぶのかによってコストは変わってきます。またどれくらいの量を印刷するのかによっても費用は変わりますが、もし同人誌などを販売するためやカタログを作成する場合は、印刷する部数も多くなるためそれなりに費用はかかります。無線綴じ冊子を印刷会社に作成を依頼するときには、複数の印刷会社を比較して検討するようにしましょう。